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白木用ワックス

メーカー公式サイトではありません。店主の主観による回答です。予めご了承下さい。

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ホームセンターで白木用ワックスを買ってきて使ってみましたが、臭いが強くて3週間部屋にいられません。 液体の白木ワックスは雑菌が繁殖しやすい(栄養が豊富)ため、開封後、異臭がする場合があります。
ホームセンターなどで販売されている安物にはニオイのきついものがあります。
臭気が激しいのであれば
(1)部屋を開け放ち換気に努める
(2)中性洗剤で臭気が無くなるまで拭き取る
※.こすり過ぎると木の表面がボロボロになるので、状態に応じて力を加減して下さい。
※.洗剤は必ず「白木用」と表記されているものを使って下さい。「床用ワックスの剥離剤」もしくは「強力な台所洗剤」はアルカリ性にしていることが多いので無垢の木材には使えません。(表面を傷めたり、色が変わる場合があります)
ボニレン7は白木の床に塗れますか? 結論から申しますと、白木の床にはお勧めしません。
当店では白木床(杉を除く)には樹脂ワックスを勧めています。
ただし樹脂ワックスの光沢を嫌う人もいますので、滑りやすくなったりする「デメリットを理解した上で」塗るのは個人の自由です。
過去に「白木本来の質感を生かしたい。多少滑っても構わないので塗ってみたいのですが、どうですか?」と聞かれ、「うちでは勧めないが、滑っても構わないのであればいいと思います」と返答したら、メーカーに「リスロンオタルさんから塗ってもいいと言われた」と電話した人がおり、メーカーから、そんな指導しないで下さいって電話きました。
当店では無条件に勧めることはありません。「滑っても構わないのであれば」が抜けています。自分で脳内変換してクレームをつけることはやめて下さい。
白木ワックスの固形と液体は何が違うのか? 個人で美装をやってた頃は、練り状を使ってました。グリントンポリシングクリーム
雑巾につけて、雑巾から染み出すようにして木に擦りつけていきます。
液体だと都度容器から雑巾に取って塗りつけますので、作業性が良くないです。
脚立に乗って天井をやる時は特に。
しかし全国的には、液体の方が良く出ているようで、リスダンケミカルやグリントンのように練り状ワックスの製造を中止するメーカーが増えています。
理由としては
(1)白木の家が減ってきたというのがあります。
(2)訪問販売で採算がとれるのは5千円か6千円前後(石油化学系)ですが、1缶 1kg〜2kgも入っていたら白木の家であっても、全室和室ではなく洋室の割合が多いので1缶買ったら何年も持ってしまいます。
金属缶であれば錆びて長期保存が利かないです。
ポリ缶も、気温の変動で容器の変形もありますし、雑菌が繁殖して悪臭の原因になったりしますが、当店のように、小分けして売れるというのがあるかもしれません。
「お客様目線」で使いやすいように練り状100gとか200gにして訪販してもガソリン代だけで消費されますので、利益が無く、扱う販売員が減ったのでしょう。
というわけで、練り状は、ホームセンターでお客さんが出向いて買う、石油化学系のリンレイ白木ワックス千円前後か、森の精のように天然成分を売りにする高価格帯商品に二極分化されてきています。
白木の床用ワックスは水をこぼした場合は跡が付きますか? 白木の床用ワックスは2種類ありますが

(1)白木の建具に用いるワックス・・・質感重視。ただし滑るので危険。
(2)樹脂ワックス・・・化学床や、塗装済フローリングに塗るワックス。杉など一部の木材床には使えません。

当店では、例えば「日本舞踊の練習台に使うから滑るワックスがほしい」とか、特別な理由が無い限り、床に(1)のタイプは勧めません。
(2)床用ワックスは樹脂を水に溶かしたようなものですので、性質上、床に水がこぼれて、放置しても「白くなりにくい」ワックスはありますが、「白くならない」ワックスは存在しません。

逆に、水を長期間放置したままでもOKなワックスがあったら、水気の多い現場にかなり売れると思います。
現状、気がついたら、早急に拭きとって下さいと説明しています。

白くなりにくいワックスの選ぶ基準ですが、一般的にワックスの強さは、「樹脂濃度=耐久性=価格に比例」しますので、高価格のワックスほど、「白くなりにくい」です。