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ワックスや洗剤の消費期限はどのくらいですか?
リンレイ公式としては3年と設定しているようです。 店主個人としては・・・ 同じ銘柄で「新品」と「数年経過したもの」を透明の容器に入れて並べると色は違うので、販売者として適切な効果を発揮するためには3年で廃棄してもらえるのが望ましいのでしょう。 新しいものを買ってもらえるに越したことは無いのですが、自分のお金で買ったものを廃棄するのは勿体ないので、床にまいてみて樹脂のフィルムや塊になってなければ、割り切って使えば大丈夫ではないでしょうか?とお話しています。 資源の有効利用や廃棄に伴う環境汚染を考えたら、ケースバイケースとしか言えません。 保管 1.5℃以下の場所を避けて保管して下さい(凍結防止。凍結した場合でも解凍すれば使える場合もありますが、何回も凍結、溶解を繰り返すと劣化し、気になる場合は使わないで下さい) 2.高温(40度以上)直射日光の当たる場所は避けて下さい(水分が蒸発して樹脂の塊ができやすくなります) 3.一度容器から出した製品を再び元の容器へ戻していない(雑菌の繁殖防止)内容液を攪拌するなどのために容器内へ異物(棒など)を入れて内容液と接触させない。キャップを締めて保管する。 とにかく、ワックスは床にまいてみて変な感じだったら使わないで下さい。 古くなったワックス・洗剤・ハクリ剤はどのように処分したらよいのですか? 廃棄する場合は、内容を明確にした上、産業廃棄物処理業者に処理を委託してください。 シックスクール(ハウス)配慮型製品は絶対安全なのですか? 近年の住環境において室内空気汚染が問題となり、室内空気汚染に係るガイドラインが厚生労働省から発表され、シックハウス症候群の恐れのある揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)の指針値が設定され、その該当物質としては13物質がリストアップされております。示された指針値は、現状において入手可能な科学的知見に基づき、人がその化学物質の示された濃度以下の暴露を一生涯受けたとしても、健康への有害な影響を受けないであろうとの判断により設定された値です。 ワックスなど業務用ケミカルにおけるシックハウス(スクール)配慮製品は、厚生労働省指針値該当物質(13物質)を原料として使用していない(指針値以下)のものとなります。 ただし、シックハウス症候群を発症させる原因物質やその濃度は個人の体質によってまちまちであり、指針値該当物質以外の物質でも症状が起きる場合もあります。このため、シックハウス(スクール)配慮製品が万人に対してシックハウス症候群を発症したり、症状を悪化させないとは言い切れない点をご承知下さい。特に、化学物質過敏症の方は症状を悪化させることもありますので、状況によってはシックハウス(スクール)配慮製品でも使用を避けていただいた方が望ましいことがあります。 ワックスは塗り重ねれば重ねるほど耐久力は強くなるのですか? ワックスを塗り重ねることにより、必ずしも耐久性が向上するわけではありません。 ある程度のワックスの厚みを保持することにより、耐久性は向上されますが、無理にワックスを塗り重ねると、仕上がりを損ねたり、ワックス皮膜の強度も低下します。 状況によっても異なりますが、1回の作業で塗り重ねる限度は4回までとしてください。 今まで水性ワックスを塗っていた場所に、樹脂ワックスを塗ることができますか? 水性ワックスなど、ロウを主成分とするワックスの上に樹脂ワックスを塗っても、全く密着いたしません。そのため、樹脂ワックスに切り替える場合は、必ず水性ワックスを完全にハクリしなければなりません。また、切り替え時の作業には、学校メンテナンスを参考にしてください。 リンレイのワックスの中で、水に強いワックスはどれですか? 「パーモR−1」「ノンヒールネオ速乾」が比較的水に強い樹脂ワックスとなります。 ただし、基本的に樹脂ワックスはハクリ可能な設計していることもあり、塗料などと比べ、そこまでの耐水性はありません。 そのため、上記の樹脂ワックスでも水を長いこと床に放置しますと、ワックス皮膜が白化したり剥がれたりすることがありますので、水を溢された場合には早めに拭き取るようにして下さい。 リンレイのワックスに、つや消しタイプのワックスはありますか? 現在、フローリング用つや消しタイプのワックス「ハイテクフローリングコートつや消し40・20」をラインナップしておりますが、その他化学床用のつや消しタイプの樹脂ワックスのラインナップはありません。
リンレイに油性ワックスはありますか? 業務用18Lの油性ワックスは終了しました。白木など無塗装の木床にご使用の場合は、乳化性ワックス「WA(液状)」「WP(半ネリ)」をご推奨いたします。なお、一般消費者向けの家庭用製品には、油性ワックス「ブルー」(4L、1L、260g固形)があります。 リンレイの滑らないタイプのワックスはありますか? 現在市販されているワックスには、 (1)アクリル等の合成樹脂を主成分とする樹脂ワックス (2)ポリエチレン等のロウを主成分とする水性ワックスや乳化性ワックスがあります。 ロウを主成分とするワックスは、一般に滑りやすくなる傾向にありますが、樹脂ワックスは、歩行などのせん断力を受けても、全く流動をおこさない皮膜を形成するので滑りにくくなっております。 そのため、基本的に樹脂ワックスであれば全般に滑りにくい傾向にあります。その中でもリンレイにおいては、体育館用樹脂ワックス「スクールジム」が最も滑りにくい製品となります。 ただし、床の滑り性は、床の材質、硬さ、形状、水・土砂・ほこり、油などの媒介物、更に床の劣化や摩耗等、床の滑りを左右する要因は多種多様であり、人の歩き方や靴の種類、体重、筋力等によっても左右されます。従いまして、いかなる条件においても樹脂ワックスが滑りにくいと言い切れるものでないことをご承知下さい。 なお、一般に「ワックスは滑りやすいと思っている」方もいらっしゃいますが、ロウタイプのワックスを指してのことと思われます。 ケミカル製品のサンプルが欲しいのですが?(18L缶では多いです)どのようにしたら良いですか? 当店では無償サンプルの対応は行っておりません。 18L缶で多すぎる場合 平成25年10月現在 ハイテクフローリングコート、R−1、ロイヤルGの小分け販売を行っています。 ロイヤルGは在庫が無くなった時点で終了(ロイヤルGプレミアムを取り寄せ小分け販売をするかは未定です) 洗剤の説明にある“リンスフリー”はどのような効果のことですか? “リンスフリー”とは「すすぎ不要」のことを言います。 洗剤およびハクリ剤における「リンスフリー」タイプの製品は、表面洗浄もしくはハクリ作業後、水拭きなどリンスを行わなくとも、その後のワックスの仕上がりに影響しにくい特徴をもっております。 鏡面仕上げの石床にワックスを塗りたいのですが、どのワックスを塗ったら良いですか?また、注意点はありますか? テラゾーの鏡面仕上げの場合は、石質系床材用樹脂ワックス「石床プロコート」を推奨いたします。(一般の化学床用の樹脂ワックスを使用すると密着不良等のトラブルを招くことがありますので、それらの使用は避けます。) なお、天然石やセラミックタイルの鏡面仕上げのものは、基本的に樹脂ワックスが密着しませんので、使用は不可となります。 よく聞く“水性ワックス”と“樹脂ワックス”とはどのような違いがありますか? 水性ワックスは、カルナバ、パラフィンなどの天然ワックスや酸化ポリエチレン系など合成ワックス、ろう状物質等を主成分とし、界面活性剤によって水に分散させ、それに均一な皮膜を形成するためにアルカリ可溶性樹脂を加えた製品です。 樹脂ワックスは、アクリル系樹脂、アクリル−スチレン系樹脂、ウレタン樹脂などの合成樹脂エマルション等を主成分とし、皮膜の硬さを調節するため、造膜性を向上させるための可塑剤が配合されており、その他に少量のろう(ポリエチレンなど)やアルカリ可溶性樹脂などを配合した製品です。 水性ワックスと樹脂ワックスとでは、それらの主成分の違いから性能面も大きく異なります。水性ワックスは、形成される皮膜が軟質で弱いため、樹脂ワックスに比べて耐久性に劣り、また、ブラックヒールマークやスカッフマークなどの汚れが付きやすいので、頻繁に洗浄して塗り直す必要があります。また、滑りを発生しやすい性質がありますので、現在は自家清掃用や学校などを中心に使用幅が狭まり、使用量も徐々に減少しています。それに対し樹脂ワックスは、形成される皮膜は強靭で光沢や耐久力に優れ、ブラックヒールマークやスカッフマークなどの汚れに強い抵抗力を発揮するため、現在、床用ワックスとして最も広く使用されています。 半月前に床WAXオールを塗布した合板床に、昨日エタノール(98%)を数滴こぼしました。すぐ乾くと思い、ふき取らずに放置していたところ、白いシミになりました。シミ抜きの対策があればおしえてください。 エタノールがついた場合、化学変化を起こしているので、時間が経過しても元に戻る可能性は無いと考えて差し支え有りません。「汚れ」ではないので、洗剤で拭いても無理です。今後は気がついたら早急に拭きとってください。 元の光沢に戻すには、古いワックスを剥がして、新たに塗りなおすしか対応策はありません。(面倒な場合はそのまま塗っても構いませんが、「目立たなくなる」程度で、根本的な解決策は「一区画全部剥がして塗りなおす」ことになります) 【艶引け現象】 樹脂ワックスの乾燥が不充分な状態で、その上に樹脂ワックスを塗り重ねてしまった場合に多く起こります。本来ならば、艶が出て美しい状態になるはずが、部分的または全体にわたって白く艶がボケたような現象を「艶引け現象」といいます。この現象の発生の仕組みは、樹脂ワックスが充分に乾燥されていないうちに塗り重ねた際、新たに塗布したワックスによる再溶解と、塗膜表面に掛かるモツフの力の相互作用によって、乾燥不充分な塗膜表面を破壊し起こります。もし、艶引け現象が発生した時は、それ以上の塗り重ねは行わずに作業を終了させます。手直し作業を行う場合は、日を改めて強めの洗浄を行ってからワックスを塗布して仕上げるようにします。 〔艶引け現象が起きやすい条件〕 室内の湿度が高い時、室内の湿度が極端に低い時、床の温度が低い時、ワックス塗布直後に送風機など強制的に乾燥させた時、ワックスを厚く塗り過ぎた時 |