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床用ワックス使用法

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準備する物
木床用樹脂ワックス、洗剤、掃除機、バケツ、ゴム手袋、雑巾(水拭き用)、雑巾(ワックス用)または塗布用モップ

作業の準備
部屋を見渡し、ワックスを塗る順序を大まかに考えます。
建物の上階&奥の部屋から塗ります(必ず自分が最後に部屋の外に出られる順序で! 出口から奥に向かって塗っていき、気がついたら身動きが取れなくなったということが無いように注意して下さい)
1部屋で荷物のある場合は半分ずつ作業していく方が物の移動量が少なくて済みます。
物の移動(テーブルに乗せたり、ベランダに出したり)をして、作業態勢を整えましょう。
ほこりや髪の毛などを掃除機掛けをして先に取っておきます。

使 用 法

1.洗剤拭き
汚れの程度により原液〜10倍の水またはお湯でうすめスポンジまたは布で汚れや古いワックスを洗って下さい。
使用例:ユニクリン
2.水拭き
汚れを含んだ洗剤分が無くなるまで良く水拭きして、完全に乾かしてください。
3.ワックス塗布
床にワックスをまいて、モップまたは雑巾で木目に沿って軽くのばして下さい。手に力を入れたり、何度もゴシゴシこする必要はありません。泡が立たないように注意してください。 (からぶき不要)
乾燥するまで歩行しないで下さい。夏は20〜30分、冬なら30〜45分くらいです(北海道基準)本州方面、室温の高い場所は短くなります。
短縮させたい場合、扇風機を利用します。(既に家具や備品がある場合、風向きによって、タンスの上などの埃が舞うので気をつけてください)
床に初めてワックスを塗るときは、乾いてから再度同じようにワックス掛けをしてください(初回は2度塗り推奨)
乾いたら歩いても結構です。ただし完全乾燥するまでは(1日くらい)水のしずくなどはこぼさないようにしてください。
4.使用後の清掃
ワックス、クリーナーに使用した用具は必ず水洗いして保管して下さい。乾くと固まります。
使用後のワックスはキャップをしっかり閉め、涼しいところに保管してください。凍結させないでください。
よくあるご質問
使用量? 製品記載の標準使用量は1Lで80uが目安です。
実際は木床への「しみこみ」や、お客様の塗り方によって大きく変わりますので、これは、あくまでも目安とお考え下さい。なお、ご新築の場合は1回塗って乾いてから、もう1度塗る「2度塗り」をおすすめします。
階段は塗るの? 基本は塗って下さい。ロウが入っていない樹脂ワックスは滑り止めになります。あと、忘れがちなのが幅木です。壁の床に接する部分に張る横板のことです。(この場合、壁紙に付着させないように注意して下さい。)
塗り方を調べたら、スポンジを使う、タオルを使う、色々な方法がありわかりません。塗り方は何が良いのか? スポンジを使う
長所 ロスが少ない、短所 スジがつきやすい(車のワックスのように丸く塗ってはいけません)
タオルにしみこませる
長所 塗りやすい 短所 しみこみ部分が無駄
ハケを使う
長所 厚く塗れる(必ずしも厚く塗れることは良いこととは限りません)短所 時間がかかる(一部屋に1日かかることもありえます)

当店では、床にまいて、モップやキレイな雑巾で塗りのばす方法をお勧めします。
腰痛持ちの方や、短時間で済ませたい方は、床にまいてモップで塗り伸ばす方法をお勧めします。
塗りたてのワックスの上を歩いてしまった 大抵は乾くまで待って、もう1度その廻りを塗ることで解決します。
(足跡の部分 のみではなく多少大きめに塗ります)
但し、応急処置なので、これで解決しない場合や、「塗り直しました」というのがはっきりわかって、気分が良くない場合は剥離剤をつかって、1区画全部はがして塗り直すことになります。
日常のお手入れ法? 1.日常はモップまたは布きれでホコリを取るだけで結構です。
2.汚れた時は洗剤拭きして下さい。
3.艶が無くなった時は、樹脂ワックスを重ね塗りして下さい。ワックスは半年に一度くらいは定期的にかけましょう。
4.全体的に汚れがひどい時は、最初の説明のように行って下さい。
どれくらいに一度ワックスがけをすればよいですか? 歩く頻度と場所にもよりますが、一般的なご家庭で廊下や台所で1年に2回。リビングルームで1年に1回のワックスがけをおすすめします。
樹脂ワックスを剥がそうとしてお湯で試してみましたがダメでした。 樹脂ワックスの剥離(はくり)剤で落とします。剥離剤の原液を水で5倍くらいに薄めて、ワックス表面に塗ると1分ほ どでワックスが溶けて白くなってきます。かるくスポンジでこすって、濡れぞうきんで拭き取ってください。綺麗にふき取れない場合は再度同じように剥離剤を 塗ってください。ただし、白木の床や木質フロアーは、強アルカリ性の剥離剤を使用すると、変色することがありますので注意してください。

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