このページはメーカー公式サイトではないため、当店店主の個人的見解も含まれています。予めご了承下さい。 | |
デオライトを約1本分、車のシートにこぼしてしまった | 車のシートは、新品で買えば意外と高いもので、気が進まないかもしれませんが、修理工場に「強酸性の液体をこぼしたので手袋や保護具必須」と伝えた上で、シートの交換を申し込むのが無難です。 また、シートを通過して床面まで染みてしまった場合は、強酸性の液体ですので、フロアの腐食対策も必要です。 わざわざ買い替えなど考えられないという場合 シートを外し、水洗いして天日に干す 女性であれば、何も着用しないで、直接シートに座ることはないかと思いますが、水洗いが不十分だった場合、皮膚炎などトラブルが予見されます。 座布団やシートカバー(布ではなく、新車購入時のビニールシートみたいなもの) で対処する方法も考えられますが 販売者として、安全を考えたら、「新品(もしくは中古)に交換が望ましい」と答えます。 |
昔のピーピースルーFと成分を見比べていたら、水酸化カリウムが無くなっている。 | 平成25年より、KOH配合は無くなりました。 |
会社のキッチンの排水が悪くなりました。 これまで、多量の水を流した時は、少し時間をかけて排水されておりましたが、先日、ほとんど流れなくなりました。 ピーピースルーFを購入し、使用しましたが、改善はされませんでした。 次にピーピースルーKの使用を考えております。 成分を確認したところ、95%の水酸化カリウムと防錆剤等でした。 弊社には、試薬としての水酸化カリウムがあります。 これを95%に調整して、排水溝に流して対処することは、さらなる排水管へのダメージとなるでしょうか。 要は、しっかりとした市販品ではない(防錆剤などの他の成分が入っていない) 純粋な水酸化カリウムを使用することで、つまりとは別の問題が起きる可能性があるかないかがわからず、水酸化カリウムの使用にストップがかかっています。 残り5%の足りない成分への対応として、水酸化カリウムを使用した後に、購入したピーピースルーFを流して補填することも考えております。 |
基本的には他社の製品については「その試薬のメーカーさんに聞いて下さい」以外に答えようがないです。 実験に使う試薬と排水管洗浄剤では目的が違いますので、腐食防止剤は無いよりは、あった方がいいのは当然かと思います。 だからと言って「防錆剤が無いKOHを投入したら、翌日には配管が腐食で水漏れする」とかは無いかと思います。 1kgのうち、約95%が水酸化カリウムで、残りが社外秘で当店にもわかりません。腐食防止剤などという説明は受けています。水酸化カリウムを使用した後に、購入したピーピースルーFを流して補填というのは防錆の観点では無意味です。 当店のビジネスとしては「防錆剤があるから、ピーピースルーの方がいいです」と説明しますが、出来れば買わずに済ませたいという意識も読み取れ、押し売りではないので、ご自身の判断で好きにすればいいと思います。 |
洗面器に小さなプラスチックのスポイドを落として詰まりました。取れないので溶かして詰まりを除きたいのですが、業務用で良い商品ありませんか?(2021年11月) | 水酸化ナトリウム、カリウムなどで、プラスチックはほとんど溶けません。 排水管洗浄剤の容器はプラスチックで出来ています。 配管の汚泥に引っかかっている状態であれば、排水管洗浄剤を流して周りの汚泥が溶け、その後、強い水流で押し流せば、下流に流れていく可能性はあります。 柔らかい樹脂であれば、外からバーナーであぶったり、有機溶剤を流し込んで溶かすことも考えられますが、素人の方にはリスクが大きいし、当店も推奨はしません。 洗面所の真下は悪臭防止のため曲がってることが多く(トラップ) 曲がった部分に引っかかって閉塞した場合、配管を分解するしかないかもしれません。 この場合、変に薬剤を入れないで、そのまま配管分解が無難かと思います。 (薬剤が残ってると分解の際、流れ出て危険) |
ピーピースルーKを流し台の排水詰まりに使おうと考えております。使用方法によると10分間放置となっておりますが、もし、2時間とか半日とかの長時間放置しましたら、何か問題が生じますでしょうか?(2022年3月) | 時間に余裕あれば、長ければ長いほうがいいです。 チラシに長く書くと、購買意欲が減るのを懸念して10分とか区切っていると思います。 私が作業を請け負ってた時は、投入して「ゴゴーッ」と音が鳴り終わったらすぐ、水で押し流したりします。 長ければ長いほうが良いとは書きましたが、1日や2日など長すぎても、それまでの時間、トイレや台所が使えないので無意味です。 (家庭であれば寝る前、事業所であれば退勤前とかに)投入し、翌朝、再度水で押し流すように説明しています。 |
ピーピースルーTとピーピースルーKの違いは?(2022年8月) | ピーピースルーTは、たぶん存在しないと思います。 どっかの会社が勝手に作っているかもしれませんが、和協産業のピーピースルーシリーズにはございません。 |
TスルーPPと言うのがあるようだが上記との違いは? |
和協産業と20年以上取引していますが、TスルーPPも存じません。 |
小便器でなく、普通の洋式便器で、つまりが発生しています。 いろいろ調べて、状況的に、便器内でなく、その奥の排水管に尿石による閉塞があると思われます。 便器の黄ばみ等でなく、こういった配管奥の尿石つまりに対してデオライトLは有効でしょうか? デオライトLで効果が薄かった場合、デオライト SPを試してみる、という考え方に誤りはないでしょうか? |
デオライトシリーズ(酸性)は尿石に作用しますが、「大」の方には作用しません。 尿しか流れない配管であればデオライトシリーズだけでいいのですが 大小兼用の場合は「大」の方も少しづつ堆積していきます。 イメージ図 もちろん薬剤と水で押し流しますから「デオライト+水圧」だけでなんとかなりましたというお客さんもいましたが主目的にすると期待外れです。 大の方にはアルカリ性のピーピースルーシリーズを使います。 LとSPではSPの方が上位互換ですので「Lでは落ちなくても、SPで落ちる」ことは有っても、逆はありえません。 二度手間が嫌な人は「最初からSP」以外ありえないのですが、 書面出したくない人とか、劇物はなんとなく怖いという人は 「Lを買って、ダメだったらSPを買う」 ということにすれば運良く解消すればラッキーでしょう。書類出さずに済みます。 人それぞれなので、何とも言えません。 |
「大」そのものがつまっている、という可能性は考えていませんでしたが、強アルカリの「ハイトケール」とかいうのを以前使いました。 それで効果がなかったようなので、いろいろ調べてデオライト に行き着いたのですが、ピーピースルーも試したほうがいいでしょうか? |
大小兼用で流れにくいというのは 1年、2年・・・とじわじわと堆積していく可能性もあるのですが 既にハイトケールをご利用されているのであれば、その線は無いのかもしれません。(本来1回で解消されない場合は、複数を繰り返して使うものであり、1回では落ち切って無い可能性もありますが) 但しハイトケールには二種類ありまして フレーク状(固体)を使った場合は、ピーピースルーKとメーカーが違うだけで化学的には「ほぼ」同等品です 劇物ではない液体のハイトケールLの場合は、ほとんど効いてないと思うので、ピーピースルーKで再度試すこともご検討ください。 |
詰まりについては、配管の中の尿石という線でしか考えていませんでしたが、お話を伺うと、長年の汚物の堆積という可能性もあるのかもしれません。 ハイトケールは液状のものは失敗だったようなので、ピーピースルーKの方を試してみたいと思います。 (2023/11) |